FC2ブログ


soraumi8151.jpg

ゲストハウスそらうみ開業以降、年に一度は行かせてもらうようにしている、東北山形の ゲストハウス ミンタロハット さん。

旅はしょっちゅう行っていたけれど、野宿ばかりだった自分。
どういうわけか、たまには宿に泊まってみるかな と思い、泊まらせてもらったのが ミンタロさん でした。

そこでの経験、と言っても オーナーさんと飲んで おつまみ食べながら、他愛もない話をしただけ…



そして今があります。


♪ 人生って不思議なものですね ♪



この場所はミンタロハットさんから歩いてすぐ。奥羽本線の線路と、池のように見える水面は、霞城公園(かじょうこうえん)こと 旧山形城のお堀です。


soraumi8152.jpg

来ると必ず訪れるのがこの場所。

山形新幹線、山形線(奥羽本線在来線)
仙山線、左沢線(あてらざわせん)


と、色んな種類の列車を見ることができます。


前者は線路の幅が新幹線と同じ標準軌(1,435mm)であり、
後者はJR標準の狭軌(1,067mm)

線路が二線敷かれているからって 複線ではありません。単線並列で、それぞれの軌間の列車が走る 珍しい配線。
写真ではわかりにくいのですが、左側が標準軌。右側が狭軌です。


soraumi8153.jpg

山形新幹線!
けれど、ここは新幹線規格の軌道ではありません。

山形新幹線は 福島から先、在来線である奥羽本線を北進して山形を目指します。

soraumi8154.jpg

奥のビルがある辺りが 山形駅。
この場所は 県北の新庄まで延長運転されるつばさ号が通過します。

soraumi8155.jpg

新幹線区間は 240km/hで走る つばさ号。
福島から先の在来線区間 最高速度は、最大130km/h。よって山形県内では持てる力を発揮することはありません。

けれど 新幹線で山形市のみならず、沿線各都市から東京直通を実現させた功績は大きいものとなっています。


*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。・o*゜


さぬき高松ゲストハウス そらうみ
 761-8084 香川県高松市一宮町393番地8
mail : info@sanuki-soraumi.jp
HP : http://www.sanuki-soraumi.jp
blog : http://sanukisoraumi.blog.fc2.com/

紹介PV : https://www.youtube.com/watch?v=a9uQoZ9aqPo

facebook : https://www.facebook.com/takamatsu.soraumi
Twitter : https://twitter.com/379soraumi
Instagram みんなでいただきますの会アカウント : https://www.instagram.com/soraumi_gohan

遍路関連の記事 : http://pilgrim-shikoku.net/author/syozan-nose
スポンサーサイト




soraumi5574.jpg

最上川橋りょう(山形県白鷹町)
"橋梁" と書く場合と "橋りょう" と書く場合があるが、"梁" が常用漢字外となるため、法令による表記等では平仮名で書かれる。


soraumi5575.jpg

鋼材が "X" になるように組む "ダブルワーレントラス" 式。


この橋が架けられた時代背景を考察すると、地方でこのような大型橋りょうが架けられたことは異例。

荒砥鉄橋が架けられた頃は まだ国内自前で鋼材を生産する力は無く、かと言って 第一次世界大戦(1914~1918)の発生による資材不足、欧米との対外関係の悪化によって 新たに大型鋼材を入手することは非常に困難だった。
僅かながら輸入することができた鋼材は 東海道本線等の本線格の幹線に優先的に回されたため 、地方路線に鋼材が回ってくることは無かった。

その傾向は 大正12年(1923)9月に発生した関東大震災で、より顕著になる。


二つの最上川橋梁の建設は、「かつて幹線で使用され 役目を終えた鋼材を改造して移設」 という裏技によって建設を可能にしたのです。


*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。・o*゜


soraumi5576.jpg

トラスと鉄道の運行を支える石積み橋脚

soraumi5577.jpg

石積みの上部に 少しだけコンクリートが用いられている模様。


一般的に、

■ 強度
コンクリート > 石
■ 価格
コンクリート > 石


時代的にはコンクリートが登場していて 有効性はお墨付きだけれど、なぜ僅かな使用に留まったのか? この時代、地方でまとまった量のコンクリート資材を調達するのは まだ難しかったのかもしれませんね。


*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。・o*゜


soraumi5578.jpg

橋を眺めていたら 荒砥駅で見たお花の列車が荒砥鉄橋を渡って行きました。


後で知ったのですが、お花のラッピング列車は四種類あって、

長井市のあやめ
南陽市の桜
白鷹町の紅花
川西町のダリア


沿線二市二町を代表する花が 車体に描かれているようです。


この渡っている車両は "川西町のダリア" 。川西町内に日本有数のダリア園があることに由来します。


soraumi5579.jpg

かつて日本の大幹線を支えた鉄橋は、東北山形に移り 地域住民と共に現役最古の歴史を刻み続けています。




最上川橋梁(荒砥鉄橋) 場所ここ


< 関連記事 >
2017,6/16全通を果たせなかった終着駅vol.1
2017,6/17全通を果たせなかった終着駅vol.2
2017,6/18現役最古の鉄橋は、英国生まれ木曽川育ち、最上川暮らしvol.1
2017,6/19現役最古の鉄橋は、英国生まれ木曽川育ち、最上川暮らしvol.2



*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。・o*゜


さぬき高松ゲストハウス そらうみ
 761-8084 香川県高松市一宮町393-8
TEL or FAX(共通) : 0878998756
mail : info@sanuki-soraumi.jp
HP : http://www.sanuki-soraumi.jp
紹介PV : https://www.youtube.com/watch?v=a9uQoZ9aqPo
blog : http://sanukisoraumi.blog.fc2.com/
facebook : https://www.facebook.com/takamatsu.soraumi
Twitter : https://twitter.com/379soraumi

遍路関連の記事 : http://pilgrim-shikoku.net/author/syozan-nose

soraumi5567.jpg

五月雨をあつめて早し最上川

江戸時代の俳人・松尾芭蕉によって読まれた 有名な句。
※ 詠まれたのはこの地点ではありません


soraumi5568.jpg

日本最古の現役鉄橋を見るために、最上川にやってきました。荒砥駅からそんなに離れていない場所です。


soraumi5569.jpg

土手の上に立つと、ダブルワーレントラス式の橋を一望することができます。

川の上にだけトラスが存在するのは、大雨の際に流されないため。重量のある物で 上から押さえつけて動かないようにしているイメージでしょうか。


soraumi5570.jpg

荒砥鉄橋のあらまし

soraumi5571.jpg

イギリス生まれ
木曽川橋りょうの転用
左沢線の兄弟橋の存在

等が書かれています。

soraumi5572.jpg

特徴的なダブルワーレントラスの形状は、トラス部分を "X" に組むことで強度を稼ぐ工法ですが、それだけ多くの鋼材が必要になるので 他の技術が進歩するとあまり用いられなくなりました。貴重です。


soraumi5573.jpg

橋脚は石材の布積み。
毎年の豪雪や、最上川が氾濫した 昭和42年(1967)の羽越水害にも耐えました。

この場所に移設されて90年を超える荒砥鉄橋ですが、日本の優れた土木技術を現代に伝え続けている証人の一人です。




最上川橋梁(荒砥鉄橋) 場所ここ



vol.3へつづく


< 関連記事 >
2017,6/16全通を果たせなかった終着駅vol.1
2017,6/17全通を果たせなかった終着駅vol.2
2017,6/18現役最古の鉄橋は、英国生まれ木曽川育ち、最上川暮らしvol.1



*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。・o*゜


さぬき高松ゲストハウス そらうみ
 761-8084 香川県高松市一宮町393-8
TEL or FAX(共通) : 0878998756
mail : info@sanuki-soraumi.jp
HP : http://www.sanuki-soraumi.jp
紹介PV : https://www.youtube.com/watch?v=a9uQoZ9aqPo
blog : http://sanukisoraumi.blog.fc2.com/
facebook : https://www.facebook.com/takamatsu.soraumi
Twitter : https://twitter.com/379soraumi

遍路関連の記事 : http://pilgrim-shikoku.net/author/syozan-nose

soraumi5560.jpg

荒砥(あらと)駅前にある周辺案内図
市街地は 最上川右岸に広がっている。


soraumi5561.jpg

荒砥駅のこと、左沢線(あてらざわせん)とを結ぶ路線が計画されていたこと等が記されています。


その中で 鉄橋にクローズアップした記載があります。

soraumi5562.jpg

荒砥駅を出てすぐ最上川(もがみがわ)を渡るのですが、その鉄橋が珍しい仕様の橋であり、数奇な運命をたどった橋なのです。


soraumi5563.jpg

その鉄橋の事は 荒砥駅前交流施設(荒砥駅)内に展示があり、詳しく紹介されています。


soraumi5564.jpg

荒砥鉄橋の魅力は、

soraumi5565.jpg

"現役最古の鉄道橋" である事、

soraumi5566.jpg

"ダブルワーレントラス式" が採用されている。



ここで用いられている鋼材は元々 長井線の架橋のために新造されたものではなく、東海道本線・木曽川橋梁として使用されていたもの。

明治20年(1887)に木曽川への架橋が完成し供用が始まったが、車両の大型化等による強度不足を解消するため、大正3年(1914)に 新しい橋に架け替えられた。

その頃、当地域では 長井線が荒砥駅まで延伸することとなり、最上川への架橋が必要になった。当時はまだ自前で大型鋼材を生産できる技術は日本には無い。木曽川橋梁の鋼材自体 イギリスのパテントシャフト&アクスルトリー社で製造され、輸入されたもの。


そんな時代を反映してか、調達された建材は 東海道線では役目を終えた旧木曽川橋梁の鋼材だった。
運搬の都合や最上川の川幅に合わせたサイズに改造され、この地に到着。再び鋼材を組む工事が行われ、大正12年(1923)"最上川橋梁" 、通称・荒砥鉄橋として復活。これによって長井線は荒砥駅まで全通を果たした。



なお、山形県内には もう一つ同名の "最上川橋梁" が存在する。

場所は寒河江(さがえ)市と大江(おおえ)町の間を流れる最上川、そこを渡るJR左沢線・最上川橋梁。ダブルワーレントラスの形式が共通するなど、姿形は瓜二つ。それもそのはず、こちらにも元木曽川橋梁の鋼材が転用されている(左沢の最上川橋梁は、木曽川橋りょう由来のダブルワーレントラス、遠賀川橋りょう由来のプラットトラスの複合橋)


フラワー長井線と左沢線は、元々 左荒線(さこうせん)として繋がる予定だったが、戦局の悪化や需要の減少により、全通は叶わなかった。


異なる二つの路線に 同じ名前の橋があり、同じ鋼材・工法を用いて架けられた橋がある。そこは元々繋がるはずの二線だった…

諸々の事情により繋がらなかった二つの路線ですが、その当時は あくまで全通を目指して工事が進められていたことがわかるエピソードです。




荒砥駅 場所ここ



vol.2へつづく


< 関連記事 >
2017,6/16全通を果たせなかった終着駅vol.1
2017,6/17全通を果たせなかった終着駅vol.2



*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。・o*゜


さぬき高松ゲストハウス そらうみ
 761-8084 香川県高松市一宮町393-8
TEL or FAX(共通) : 0878998756
mail : info@sanuki-soraumi.jp
HP : http://www.sanuki-soraumi.jp
紹介PV : https://www.youtube.com/watch?v=a9uQoZ9aqPo
blog : http://sanukisoraumi.blog.fc2.com/
facebook : https://www.facebook.com/takamatsu.soraumi
Twitter : https://twitter.com/379soraumi

遍路関連の記事 : http://pilgrim-shikoku.net/author/syozan-nose

soraumi5535.jpg

山形と言えば そば処。うどん県には お蕎麦屋さんが殆ど無いので、美味しいそばに飢えています。


さくらんぼ農園さんにお気に入りのそば屋さんを教えてもらって、こちらのお店にやってきました。


soraumi5536.jpg

本丸東(山形県東根市)


soraumi5537.jpg

そば屋と言えば そば前ですよね。

おそばやさんは お酒も楽しめるところ。
の、認識です。うどんと違って提供時間が長いので、その間の時間でお酒を嗜む。


友達と来ていたので、飲食代金こちら持ちの代わりに ハンドルキーパーをお願いする取引を行いました。酒飲みはお金がかかります。


soraumi5538.jpg

冷たい肉そば
山形で肉そばと言えば鶏肉になる。

soraumi5539.jpg

冷たいおろしそば
ぶっかけだし(めんつゆ)ではなく、だし汁(かけだし)。さぬきうどんで言うところの、ひやかけ。

さぬきうどんでは最近こそ ひやかけがメニューに見られますが、そこまで一般的ではない印象。裏メニュー的存在。


山形では冷たいそばは一般的です。


soraumi5540.jpg

心行くまでそばを楽しみます。自分たちで頼むそばの他に、板そばをシェア。

soraumi5541.jpg

そばは食べる時に香りを楽しめます。
うどんの香りは、お店に近づいた時に 「うどん屋きたー」 と楽しむ感じ。


soraumi5542.jpg

食後のコーヒーサービス。アットホームなお店の雰囲気も手伝って、もうここで昼寝したい気分…


そばは美味しく、お店も心地良く。やっぱりグルメは 地元の方に聞くのが一番!




本丸東 場所ここ


< 関連記事 >
2017,6/14初夏が旬の山形さくらんぼ、佐藤錦。



*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。・o*゜


さぬき高松ゲストハウス そらうみ
 761-8084 香川県高松市一宮町393-8
TEL or FAX(共通) : 0878998756
mail : info@sanuki-soraumi.jp
HP : http://www.sanuki-soraumi.jp
紹介PV : https://www.youtube.com/watch?v=a9uQoZ9aqPo
blog : http://sanukisoraumi.blog.fc2.com/
facebook : https://www.facebook.com/takamatsu.soraumi
Twitter : https://twitter.com/379soraumi

遍路関連の記事 : http://pilgrim-shikoku.net/author/syozan-nose



最新記事