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*「青ヶ島に行ってみたくて調べていたら、そらうみさん見つけました」
*「実際行った人に話聞いてみたかったので 今回来ました!」

そう仰るのは秋田県からのゲストさん。


高松近隣情報はあまり書かず、自分が好きなヘンテコなところばっかりupしているおかげあって、時折同様の話題を頂戴します。先日はトカラ列島のことを聞かれました。



青ヶ島に行くのに何が難しいって 「船の就航率」

太平洋真っ只中、海が荒れやすい。それでいて青ヶ島自体の港が脆弱なため、少しでも波が立つと 接岸できない。特に西からの季節風が強く吹き付ける冬期は 就航率が4割程度と言う。青ヶ島港が島の西側に位置するため風上となり、欠航になる確率が より高くなる。



飛行機は?

ありません。


八丈島から9名乗りのヘリコミューターがあります。
その定員数から 島にとって必要な人員の輸送のため先々まで予約で埋まっていることが常。それでいて運賃がとっても高額で 小さな乗物ゆえ手荷物重量の制限があり、観光では利用しにくい。


青ヶ島が 異彩を放つ離島であることを疑いようがないですが、行くこと/帰ること 共にとってもハードルが高い島なのです。


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今回 ゲストさんから相談を受けて、このような計画で行こう! となりました。行こうと言っても、行くのはゲストさん。お話しているうちに、自分も行きたくなったのは言うまでもありません。


持ち日数…5日間
(0日め 東京竹芝桟橋22:30発 →(夜行フェリー)→ 八丈島8:50着)
1日め 東京羽田7:30 →(飛行機)→ 八丈島8:25 → 八丈島9:30 →(フェリー)→ 青ヶ島12:30 ▲青ヶ島泊
2日め ▲青ヶ島泊
3日め 青ヶ島12:50 →(フェリー)→ 八丈島15:50 ▲八丈島泊
4日め ▲八丈島泊
5日め 八丈島17:15 →(飛行機)→ 東京羽田18:15 帰宅


行きは夜行フェリーか、当日朝一便の飛行機のどちらかを選択

2日目は一日 青ヶ島で過ごす
3日目は八丈島に戻る
4日目は一日 八丈島で過ごす
5日目は夕方最後の飛行機で東京に戻る

こうなれば理想。なかなかそうもいかないのが青ヶ島の難しいところ。


この計画では
往路の予備日…1日
復路の予備日…2日

となります。


1日目 八丈島→青ヶ島が欠航になると、2日目にトライ
2日目も欠航なら今回 青ヶ島は断念。結果 前後全てを八丈島観光としましょう。八丈島だって 八丈富士登山に数多くの温泉、地酒焼酎あり。いくら時間があっても足らないと思います。

1,2日目で青ヶ島に渡れたけれど、3日目 青ヶ島→八丈島が欠航したら4日目、最悪5日目にトライ
そのために5日目帰りの飛行機を最終便にしておく。


それくらい念入りに計画しておいて、予定した通りに行ければラッキーくらいに思っておく方が良いです。


< 飛行機 >
羽田~八丈島を就航する ANAホームページ : https://www.ana.co.jp/

< 船 >
竹芝桟橋~八丈島を就航する 東海汽船ホームページ : http://www.tokaikisen.co.jp/
八丈島~青ヶ島を就航する 伊豆諸島開発ホームページ : http://www.izu-syotou.jp/route01/

< ヘリコプター >
八丈島~青ヶ島を就航する 東京愛らんどシャトルこと 東邦航空ホームページ : http://www.izu-syotou.jp/route01/


船は日によって運航ダイヤが異なる、休航日があります。事前にお調べください。


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ちなみに自分が行った時は、3日間船が欠航しました。

0日目 自宅 →(青春18切符)→ 東京竹芝桟橋 →(夜行フェリー)
1日目  八丈島 →(フェリー)→ 青ヶ島 ▲青ヶ島キャンプ
2日目 ▲青ヶ島キャンプ
3日目 ▲青ヶ島キャンプ ※八丈島に戻る予定が欠航
4日目 ▲青ヶ島キャンプ ※八丈島に戻る予定が欠航
5日目 ▲青ヶ島キャンプ ※八丈島に戻る予定が欠航
6日目 青ヶ島 →(フェリー)→ 八丈島 ▲八丈島キャンプ
7日目 八丈島 →(昼行フェリー)→ 東京竹芝桟橋 ▲東京
8日目 東京 →(青春18切符)→ 自宅

当時は学生。部活の合宿で青ヶ島に行ったのですが、現役部員 ほぼ全員が戻れないという…
新入生歓迎イベントが始まる時期で、もう少し欠航が長引いたら うちの部のブース誰もいないとか、面白い状況になっていました。

個人的にはアルバイトがあったのですが、そこは電話かけて謝るしか無かったです。電話口でめっちゃ怒られましたが、どうやっても帰れないものなので そこは謝るしかありません。復帰してからのフォローを大切にしました。

その頃の青ヶ島は電波状況が悪く、連絡すると言っても 集落の周辺でのみ docomoだけが通話できる状況。キャンプ場から集落までは 鬼のような坂を片道1時間。夜は真っ暗になるのでその時間にかかってしまうと 帰り道恐怖。でも空の星はとてもきれいでした。


島にカンヅメになった分 滞在費用が嵩みそうなものですが、そこはキャンプ泊だったことと 食糧を多めに持参していたので、費用が大きく増加するということはありませんでした。強い風が吹いて キャンプ場を留守にしている間にテントが飛ばされたくらい。


青ヶ島は渡航難易度は高いのですが、キャンプ泊ができるので その手段を取ることができると、費用的にはそれほどかかる場所ではありません。キャンプ禁止の小笠原とは異なる点ですね。


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2014年に新しく就航した あおがしま丸(約499トン)


私、行ったことがあると言っても、もう15年くらい前の話。以前は 還住丸(かんじゅうまる) という名前の船が就航していました。還住丸は120トンだったので、その時からすると 4倍の大きさの船ということになります。船としても魅力的で乗ってみたい。

その時はまだ焼酎ブーム前。当時は殆ど知られていなかった "青酎" が、今はプレミア焼酎として知られるようになりました。

思い立ってすぐ行ける場所ではありませんが、念入りに予定を組んで 久しぶりに行ってみようかな。



全国 探せばヘンテコな場所はたくさんあります。行きたいけれど 情報が少なくて踏み止まっているという方。ぜひ情報収集に ゲストハウスそらうみに遊びに来て下さい。日本国内であれば だいたいの場所を網羅しておりますので、どんな小さな情報からでも提供いたします。


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ゲストハウスそらうみで 熊本名産・米焼酎を飲むことで熊本応援に参加しませんか?
こちらの記事をご覧ください →5/15飲んで熊本応援始めます


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さぬき高松ゲストハウス そらうみ
 761-8084 香川県高松市一宮町393-8
TEL or FAX(共通) : 0878998756
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